らい亭

鎌倉山のセレブなおそば屋さん。

もとは、昭和の初めに開発された分譲別荘地だったという敷地は、広大な庭園がひろがっています。 これが分譲別荘地だったとは、どういう単位の分譲だったのか、興味深々。

本館は、江戸時代の建造で横浜市戸塚の豪農、猪熊家の旧宅を移築改築したものとのこと。 そういった背景を聞くと年月を感じますが、居心地がいいのが不思議。

カオリは窓際の日当たりがよいお座敷を選びました。 窓の外に見える庭園も気持が落ち着いて心地よいです。

店内で使われている器はすべて自家製で、問い合わせれば分けていただくことも可能とのこと。 素朴な器がいい雰囲気を出しています。

カオリは天せいろを注文しました。 きたきた、美味しそう。 じゅるじゅる。

う〜ん、この歯触りとのど越し、おそばの風味が堪りませんな。 そば湯も美味。

食後は庭園を散歩することができます。 昭和の初め、鎌倉の分譲別荘地の豪華さに思いを馳せる午後のひとときでした。